この春画は、幼なじみの物語。
美男子といたしている右の女の子は、”おつび”。
彼女は、貧乏な家の出。
でも、今は自分の努力で、裕福かつ、幸せになりました。
ひとりで慰めている左の女の子、”おさね”
聞き覚えありますか?そうです、彼女です。
彼女は、とても裕福な家の出。
でも、今は自分の失敗で、貧乏かつ、幸せもなくなりました。
実は、この場面、彼女たちは20年ぶりの再会です。
しかし、葛飾北斎の浮世絵は、体のライン、指の角度、など美しいですね!
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萬福和合神
葛飾北斎
1821年
春画は、およそ300年前のちょっとエッチな美術です。春画を知ることで、古き日本人の暮らしを知ることができます。ようこそ、春画の世界へ!